URBAN AMBIENT SOUNDSCAPE

Shibuya Dawn

まだ人のまばらな渋谷の交差点に差し込む、夜明けの光と微かな音の気配。その移ろいを音だけで描いた、Cobalt Field Echoの自主制作アンビエントサウンドスケープです。

CONCEPT

夜と朝のあいだに
残る、都市の呼吸。

「Shibuya Dawn」は、終夜営業の喧騒が静まり、始発を待つ街がゆっくりと呼吸を取り戻す時間帯——午前4時から6時ごろの渋谷を音で記録し、再構成した創作プロジェクトです。遠くを走る清掃車、ビルの換気音、まばらな足音、信号機の電子音。普段は意識されないこれらの音を丁寧に拾い上げ、都市そのものが持つアンビエントな質感を立ち上げることを目指しました。

本プロジェクトは特定のクライアントワークではなく、都市空間の音響体験を探求するための社内企画として2026年に制作したものです。空間インスタレーションやウェブ体験など、将来的な応用を見据えた素材として位置づけています。

APPROACH

フィールド録音と
レイヤーによる再構成。

早朝の渋谷エリア数カ所でのフィールド録音を起点に、指向性マイクで収録した環境音と、スタジオで合成したドローン・レイヤーを重ね合わせました。都市の無機質な響きと、わずかに差し込む生活音のコントラストを際立たせるため、EQとリバーブの処理には特に時間をかけています。

雨に濡れた夜の路地に映る、青い光と波形の模様 夜の高層ビル群の上に重なる、青と銀の音の波形
OUTCOME

空間にループする、
ひとつの情景。

最終的に、約18分のループ構成として仕上げました。展示空間やウェブサイトのBGMとして違和感なく流し続けられるよう、無音に近い静けさと微細なノイズの境界を丁寧に設計しています。本プロジェクトで得た知見は、アンビエントサウンドスケープ制作の標準プロセスとしてスタジオ内に蓄積されています。

CATEGORY
アンビエントサウンドスケープ
YEAR
2026
収録地
渋谷エリア(早朝のフィールド録音)
TYPE
自主制作プロジェクト
FORMAT
約18分 ループ構成
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